• 2023/10/17 掲載

英中銀ディングラ委員、賃金の伸び鈍化とインフレ圧力低下を予想

ロイター

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David Milliken

[ロンドン 17日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会のディングラ委員は17日、最近の労働市場のデータで経済の軟化が示されており、賃金の伸び鈍化とインフレ圧力の低下につながる可能性が高いと述べた。

王立経済学会主催のイベントで「労働市場が本格的に緩みつつある今、さらなる賃金上昇の勢いがどこから来るのか想像するのは非常に困難だ」とし「国内インフレ圧力の緩和が見られるはずだ」と述べた。

この日発表された7─9月の求人件数は2年ぶり低水準。6─8月の賃金(ボーナスを除く)の伸びは前年比7.8%上昇と、1月以降で初めて鈍化した。

5─7月の賃金は過去最高の7.9%上昇だったが、ディングラ氏は中銀のチーフエコノミスト、ヒュー・ピル氏と同様、労働市場の力強さが過大に示されていると指摘。「他の指標や、さらに重要な先行指標を見ると、賃金の伸びは5─6%台だ」と述べた。

今年、一貫して利上げに反対票を投じているディングラ氏は「より緩やかな金利の道筋をより長期間続ける方が望ましい。企業と家計にはるかにバランスとの取れた波及効果を与えることができ、非常に高い水準への利上げに伴う激しい浮き沈みを回避できるためだ」と述べた。

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