• 2023/10/31 掲載

長期金利上昇、一時0.955%=為替は円安で反応―日銀会合

時事通信社

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31日の東京金融市場では、日銀の金融政策決定会合への反応が債券と外国為替で分かれた。長期金利は一時、前日比0.065%高い0.955%と約10年5カ月ぶりの高水準に上昇。一方、円相場は長期金利上昇には大きく反応せず、1ドル=150円台前半に下落。午後5時現在は150円29~30銭と前日比78銭の円安・ドル高となった。

日銀は31日の会合で、長期金利が1%を一定程度超えることを容認する方針を決定した。長期金利の指標となる新発10年物国債(第372回債)の流通利回りは、政策修正への思惑から決定会合が終わる前にいったん0.955%に上昇(債券価格は下落)した後、0.930%に低下。結果公表後の債券売りは広がらず、0.950%で終了した。

市場関係者は「修正内容が曖昧なため、市場は『1%をめど』とされた長期金利の上限を試す展開になる」(シンクタンク)と指摘していた。

東京外為市場では、事前予想と比べ大幅な政策修正ではないとの見方から円が対主要通貨で売られ、対ドルで149円台前半から1円ほど値下がりした。その後の海外市場でさらに円安が進んだ。

【時事通信社】

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