- 2023/11/01 掲載
東海道新幹線、ワゴン販売終了=利用者が減少
JR東海は31日、東海道新幹線「のぞみ」「ひかり」車内のワゴン販売を終了した。利用者の減少や将来の労働力不足に対応することにした。
車内販売は、新幹線開業の1964年から行ってきたが、近年では車内への飲食物の持ち込みが増加し、利用者は減少。同社によれば、コロナ禍前の2018年の車内販売の売り上げは、10年前に比べて半減していた。
同社は11月1日から、グリーン車の利用者を対象に、飲み物などをモバイル端末で注文できるサービスを開始する。各座席からQRコードを通じて商品を注文すると、「パーサー」と呼ばれる販売員が席まで届けてくれる仕組みで、コーヒー、ビール、アイスクリームなど約15品目を取り扱う。
ワゴン販売はJR西日本も山陽新幹線で行っているが、今後も継続するという。
【時事通信社】 〔写真説明〕モバイル端末で注文された商品をパーサーが座席まで届けるモバイルオーダーサービスのイメージ(JR東海提供)
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR