- 2023/11/08 掲載
物価見通し「誤りあった」=円安も緩和の副作用―植田日銀総裁
植田和男日銀総裁は8日の衆院財務金融委員会で、四半期ごとに公表している物価見通しの上方修正を繰り返していることに関し、「誤りがあったことは認めざるを得ない」と述べた。その上で、「今後、いろいろなデータをきちんと分析して、見通しが適切に行われるよう努める」と語った。立憲民主党の階猛氏への答弁。
日銀の大規模金融緩和策が急激な円安を招いているとの見方に関しては、「長短金利操作によって為替の変動も高まる場合は、(緩和の)副作用に含める」との見解を明らかにした。
【時事通信社】 〔写真説明〕日銀の植田和男総裁=10月31日、日銀本店
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