- 2023/11/08 掲載
景気動向一致指数9月は前月比0.1ポイント上昇、輸出数量増
一方先行指数は前月比0.5ポイント低下の108.7となり2カ月ぶりマイナスだった。これらから一定のルールで機械的に決まる基調判断は「改善を示している」との4月以来の表現を据え置いた。
一致指数を押し上げたのは主に輸出数量指数。アジア向け中心に輸出数量が伸びた。有効求人倍率と鉱工業生産指数も押し上げに寄与した。
これに対して投資財出荷指数や小売販売額、耐久消費財出荷指数などは指数を押し下げた。投資財出荷指数は、建設用クレーンや産業用ロボットなどの出荷減が響いた。
先行指数を押し下げたのは新規求人数、消費者態度指数、日経商品指数、最終需要財在庫率指数、新設住宅着工床面積など。
(竹本能文)
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