- 2023/11/09 掲載
中国EV事業を強化=販売低迷、てこ入れへ―日産
日産自動車は9日、販売が低迷する中国市場で、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)といった「新エネルギー車(NEV)」の販売を強化する方針を発表した。2024年下半期に日産ブランドのEVを投入するほか、26年までに同社初となるPHVも含め計4車種の日産ブランド車を投入する。
内田誠社長は同日の決算説明会で「厳しい環境が続く中国事業を再び成長の軌道に乗せたい」と述べた。三菱自動車が完成車生産からの撤退を決めるなど中国で急速に進むEVシフトに日本の各社は苦戦しており、てこ入れが急務となっている。
日産は、同社ブランド4車種に加え、26年までに現地で開発した合弁先ブランドのNEVも6車種投入。中国市場のニーズに合わせたラインアップ強化を進める。同国から10万台規模の日産ブランド車を輸出し、工場の稼働率を上げる計画だ。
【時事通信社】
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