- 2023/11/10 掲載
中国・江西銅業、加ファースト・クォンタムへの出資比率引き上げ
[トロント 9日 ロイター] - 中国産銅大手の江西銅業はカナダ資源開発大手のファースト・クォンタム・ミネラルズ(FQM)株合計135万株を買い増し、出資比率を18.3%から18.5%に引き上げた。カナダで提出された8日付の書類で明らかになった。
ロイターの計算によると、既にFQMの筆頭株主である江西銅業は、3日から3日間にわたる取引で買い付けを行い、保有株総数は1億2820万株に達した。
パナマにあるFQMの主力銅山を巡っては、地元住民が開発反対運動を展開。同国政府は契約取り消しの是非を問う住民投票を提案して以来、FQMの株価は下げ圧力を受け続けている。
契約の有効性自体についてはパナマ最高裁が判断する予定だが、判決の日時は決まっていない。
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