- 2023/11/13 掲載
JBRがMBOで上場廃止へ、投資ファンドのMBKが参画
[東京 13日 ロイター] - 生活トラブル解決サービスを手掛けるジャパンベストレスキューシステム(JBR)は13日、MBO(経営陣が参加する買収)を実施すると発表した。投資ファンドのMBKパートナーズが1株1000円(13日終値は650円)で11月14日から12月26日まで株式を公開買い付け(TOB)し、その後の手続きを経て上場廃止とする。
TOBの買い付け予定の下限は約2232万株(保有比率66.67%)に設定した。創業者で代表取締役の榊原暢宏氏、伊藤忠商事、光通信などの大株主が保有する全株式(計53.62%)を応募することで合意している。非公開化後は取締役の若月光博氏が再出資し、経営に関与する。
JBRは買い付けに賛同意見を表明し、株主にTOBへの応募を推奨することを決めた。
MBOに至った背景として、JBRは中長期的に国内需要の伸び悩みが予想される中で事業拡大やシステム投資などの課題に対応するには自社の経営努力に加えて外部の経営資源の活用が有益と考えたという。
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