• 2023/11/13 掲載

ユーロ圏、銀行の資本バッファー維持すべき=ECB副総裁

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[フランクフルト 13日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は13日の講演で、ユーロ圏ではサービス市場と労働市場が悪化しており、目先、経済成長の低迷が続く見通しだが、加盟国は痛みを和らげるために銀行の裁量的な資本バッファーを取り崩すべきではないと述べた。

ユーロ圏の一部の主要国では、銀行が好況時に資本を積み上げ不況時に取り崩せるカウンターシクリカルバッファーを導入している。

副総裁は「マクロプルーデンス当局は、銀行セクターの状況が悪化した場合に備えて、取り崩し可能な資本バッファーを維持すべきだ」と述べた。

「製造業の活動低迷がサービス業にも波及している。ユーロ圏経済は短期的に低迷が続く可能性が高い」とも発言。好調だった労働市場にも軟化の兆しが出始めていると述べた。

インフレ率は3%を下回っているが、今後数カ月で再び加速する可能性が高いも発言。ただ、全体的なディスインフレ傾向は中期的に続くとみられるとの認識も示した。

金利の見通しについては「インフレ見通しと必要な政策行動を再評価する」ための情報を12月にさらに入手できるだろうと指摘。現在の金利水準が「十分に長い期間」維持されれば、インフレ抑制で「大きな」役割を果たせるとの見方を改めて示した。

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