• 2023/11/17 掲載

YCCで粘り強く緩和継続、賃金上昇へ環境整えていく=日銀総裁

ロイター

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Takahiko Wada

[東京 17日 ロイター] - 日銀の植田和男総裁は17日、衆議院財務金融委員会で「通貨および金融の調節に関する報告書」(半期報告)の概要を説明し、現状は物価目標の持続的・安定的な実現を「十分な確度を持って見通せる状況になお至っていない」と述べた。イールドカーブ・コントロール(YCC、長短金利操作)の下で粘り強く金融緩和を継続することで経済活動を支え、賃金が上昇しやすい環境を整えていくと述べた。

植田総裁は、消費者物価の基調的な上昇率は「2025年度にかけて2%物価目標に向けて徐々に高まっていく」との見通しを示した。ただ、日本経済や物価を巡る不確実性は「極めて高い状況」と指摘。金融・為替市場の動向やその日本経済・物価への影響を十分注視する必要があると話した。

景気については、緩やかに回復しているとの認識を示した。先行きは「海外経済の回復ペース鈍化による下押し圧力を受けるものの、ペントアップ需要の顕在化に加え、緩和的な金融環境や政府の経済対策の効果などにも支えられて緩やかな回復を続ける」と述べた。

(和田崇彦)

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