- 2023/11/18 掲載
米一戸建て住宅着工件数、10月は0.2%増
一戸建ては住宅建設全体の大部分を占めている。米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)のデータによると、需要が多い30年固定住宅ローンの平均金利は10月下旬に7.79%と2000年11月以来、約23年ぶりの高水準を付けた。その後、労働市場の緩和を示唆した経済指標を受けて下がったものの、今週は7.44%と高止まりしている。
9月分は96万8000戸と、当初発表の96万3000万戸から上方改定された。
10月の5戸以上の集合住宅の着工戸数は4.9%増の38万2000戸だった。建設中の集合住宅が大量にあり、賃貸住宅の空室率は2023年第3・四半期に約2年半ぶりの高さだった。
全体の着工件数は1.9%増の137万2000戸。ロイターがまとめた市場予想は135万戸だった。
一戸建て住宅の建設許可件数は0.5%増の96万8000戸だった。
全米住宅建設業者協会(NAHB)が16日発表した11月のNAHB/ウエルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は2022年12月以来11カ月ぶりの低水準だった。
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