• 2024/04/18 掲載

ECB、2回の利下げでも政策なお制約的=ポルトガル中銀総裁

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
記事をお気に入りリストに登録することができます。
Francesco Canepa

[ワシントン 17日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのセンテノ・ポルトガル中銀総裁は17日、ECBが2回の利下げを行ったとしても、金融政策は制約的な領域にとどまるとの認識を示した。同時に、ECBは利下げを急ぐ必要はないとも述べた。

センテノ氏は国際通貨基金(IMF)・世界銀行の春季会合が開かれているワシントンでロイターの単独インタビューに応じ「ECBが25ベーシスポイント(bp)、もしくは50bpの利下げを実施しても、金融政策は制約的な状態にとどまる」と述べた。

その上で、ECBは6月に利下げに着手する可能性が「極めて高い」と言及。その後については、失業率と経済成長に関する経済指標に基づき判断されるとの認識を示した。

ECBは政策金利を3%まで引き下げる可能性があると示唆したものの、急ぐ必要はないと強調した。

市場でECBは米連邦準備理事会(FRB)より先に利下げに踏み切るのを躊躇するのではないかとの観測が出ていることについては、米国とは異なりユーロ圏では生産と投資が停滞しているとし、ECBはユーロ圏の経済指標に基づいて金融政策を決定する必要があると言及。「米国より先に利下げに踏み切る必要がある場合、それはそれで構わない」と語った。

利下げの回数については、入手される経済指標次第になるとの認識を示した。

関連タグ

あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます