• 2024/12/17 掲載

印タタ・スターバックス、一部の出店延期 インフレで消費鈍化

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
Praveen Paramasivam

[16日 ロイター] - インドの財閥タタ・グループの消費者関連部門のタタ・コンシューマー・プロダクツのスニル・ドソウザ最高経営責任者(CEO)は16日のロイターのインタビューで、米スターバックスとの合弁会社タタ・スターバックスがコーヒー店「スターバックス」の一部出店を延期することを明らかにした。

ドソウザ氏は出店について「短期的に調整する。今年は100店の開業計画だったのを80店にとどめ、来年は100店の計画だったのを120店にするかもしれない」と語った上で、2028年までに計1000店を運営する目標は維持すると明言した。

背景には、インドの都市部に住む中間層が高止まりするインフレに家計が圧迫されているという事情がある。賃金上昇がインフレに追いつかないため、クッキーやコーヒーからファストフードに至るまであらゆる支出を削っている。

タタ・スターバックスは450を超える店舗を運営しており、インド最大のコーヒー店チェーン。直近会計年度の店舗数は4年前の2倍超に膨らんだが、ドソウザ氏は、インドでは交通の便が良い立地の不動産の確保が課題だと説明。出店計画を策定する専門チームを強化するとともに、今後の不動産開発を注視し、出店候補地を事前にリストアップしている。

タタ・スターバックスの直近年度売上高は前年度比12%増の121億8000万インドルピー(1億4360万ドル)だった。一方、純損失は8億ルピーとなり、前年度の2億5000万ルピーから拡大。今年度上半期は前年同期比でわずかな増収にとどまった。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます