• 2025/03/08 掲載

石川・珠洲市の大豆で仕込み=埼玉の老舗しょうゆ製造

時事通信社

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伝統的な木おけ仕込みのしょうゆ製造を続ける埼玉県川島町の「笛木醤油」(創業1789年)はこのほど、「幻の大豆」と呼ばれる石川県珠洲市の「大浜大豆」を使用したしょうゆの仕込み作業を行った。能登半島地震で被災した仲間のしょうゆ業者「谷川醸造」(同県輪島市)を支援するためで、売り上げの一部は谷川醸造を含め被災地への義援金に充てる。

仕込み作業は、6日午前8時半から大豆1800キロを使用して進められた。高さ、直径とも約2.5メートルの「50石」と呼ばれる木おけにもろみを入れて棒でかき混ぜ、約9000リットルのしょうゆを醸造するという。

木おけ仕込みのしょうゆは業界全体の1%以下までシェアが減少しているが、じっくりと発酵が進むため、複雑でコクのある味わいになると言われる。1年ほどかけて熟成させた後、家庭向けに600ミリリットル、1500円程度で販売する予定だ。

仕込み作業を行った笛木醤油12代目当主の笛木吉五郎社長(44)は「石川県のおいしい大豆で復興に心を寄せてもらい、木おけ仕込みのしょうゆに関心を持ってもらうきっかけになってほしい」と話した。

【時事通信社】 〔写真説明〕しょうゆの仕込み作業で、「もろみ」を混ぜる「笛木醤油」の12代目当主・笛木吉五郎社長=6日午前、埼玉県川島町

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