- 2025/05/02 掲載
JR西、今期は5.5%増益見通し 関西万博やインバウンド需要で
[東京 2日 ロイター] - 西日本旅客鉄道は2日、2026年3月期通期の営業利益が前年比5.5%増の1900億円になるとの見通しを発表した。大阪・関西万博の開催やインバウンド需要の拡大といった好機を生かすほか、大阪駅西側エリアや広島駅ビル開業などの効果を最大化するとしている。
会社予想は、IBESがまとめたアナリスト13人の予想平均1868億円を上回った。
年間配当予想は1株当たり86円(前年は84円50銭)とした。
発行済み株式の4.2%に当たる2000万株・500億円を上限とする自社株買いを決議したことも発表した。取得期間は5月7日から9月19日まで。
同時に発表した25年3月期の連結営業利益は、同0.2%増の1801億円だった。北陸新幹線の敦賀延伸効果に加え、個人消費の回復などで運輸収入が想定を上振れた。
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