• 2025/05/28 掲載

ブラジル労働検察庁、BYDの工場建設現場での人権侵害で提訴

ロイター

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[サンパウロ 27日 ロイター] - 中国電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD)のブラジル北東部バイア州での工場建設現場で中国人労働者らが「奴隷のような状況」で作業させられる人権侵害があったとして、ブラジル労働検察庁は27日、BYDと請負業者2社の計3社に対して2億5700万レアル(4500万ドル)の損害賠償と、労働者個人への補償を求める訴訟を起こした。

また、3社に各種の労働規則を順守するように求め、違反1件当たり5万レアルの罰金を、影響を受けた労働者の人数分支払うことを要求した。

これに対してBYDは人権を守ることを約束するとともに、ブラジルと国際的な労働者の保護を尊重するとコメントした。また、労働検察庁の調査に協力しており、訴訟に裁判資料を提出すると説明した。

労働検察庁は昨年12月、BYDの請負業者が雇用した中国人労働者220人が「奴隷のような状況」で働かされていることが判明したと発表。これらの労働者は国際的な人身売買の被害者でもあると指摘していた。

ファビオ・レアル次席労働検事はインタビューで、3社との協議は昨年12月下旬に始まったものの、解決に至らなかったと解説した。不調に終わった理由の詳細は明らかにしなかった。

レアル氏によると、労働者らはブラジルへ違法に連れてこられ、約束された労働条件が守られなかった。中国人労働者は全員中国に帰国したが、ブラジルの企業が支払い証明を提出する責任を負い、中国での訴訟を通じて支払われることになると話した。

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