- 2025/06/24 掲載
5月百貨店売上高4カ月連続で前年割れ、インバウンド客数・単価とも減
[東京 24日 ロイター] - 日本百貨店協会が24日公表した5月の全国百貨店売上高は、店舗数調整後で前年比7.0%減の4356億円と4カ月連続で減少し、減少幅は前月の4.5%減から拡大した。インバウンド(訪日外国人)の免税売り上げが客数、客単価ともに減少した。
インバウンドの購買客数がマイナスに転じたのは38カ月ぶり。前年同期比5.4%減少した。為替が円高に振れたことで高額品の販売が減少して客単価も低下、インバウンドの売り上げは同40.8%減少した。昨年5月が単月として過去最高額を記録した反動もあった。
商品別では主要5品目のうち食料品だけが前年を上回った。価格高騰の影響で生鮮食品は前年比でマイナスが続いたが、菓子や総菜はプラスだった。衣料品は夏物の動きが鈍く苦戦、高級ブランドのバッグや靴、時計なども不調だった。
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