- 2025/07/10 掲載
「トークン化株式」も規制順守必要、米SECの共和党委員が見解
ピアース氏は暗号資産(仮想通貨)を支持する姿勢を示しており、「クリプト・ママ(仮想通貨の母)」の愛称を持つ。ただ、「ブロックチェーン技術が強力であっても、元の資産の性質を変える魔法のような能力はない」と指摘した。
「トークン化した株式」の取引は、仮想通貨の取引方法と似ている。投資家は証券を直接保有する代わりに、証券の所有権を示すトークンを保有することになる。
仮想通貨関連企業などは、「トークン化した株式」の取引に意欲を示している。米仮想通貨交換所大手のコインベースはロイターに対し、顧客に対する「トークン化した株式」の提供に向けてSECに認可を申請していることを明らかにした。
SECのポール・アトキンス委員長(共和党)は先週のCNBCテレビのインタビューで証券のトークン化について質問されると、SECはイノベーション(技術革新)を奨励すべきだと語った。
一方、「トークン化した株式」に対してはSECの監視を逃れる手段となり、個人投資家を新たなリスクにさらす恐れがあるとの批判も出ている。
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