- 2025/07/31 掲載
三菱電、営業益4─6月期として過去最高 インフラなど売り上げ増
[東京 31日 ロイター] - 三菱電機が31日に発表した2025年4─6月期の連結業績(国際会計基準)は、営業利益が前年同期比90.9%増の1119億円だった。インフラやファクトリーオートメーションなどの事業で売り上げが増加したほか、子会社の株式譲渡が寄与し、4─6月期として過去最高だった。防衛・宇宙は大口案件の増加で増収ながら、増産費用がかさんで4億円の赤字だった。
26年3月期の業績予想は、営業利益4300億円のまま据え置いた。米国の関税措置のマイナス影響は、値上げの実現性などを踏まえて従来見通しの300億円を変えなかった。IBESがまとめたアナリスト17人の営業利益予想平均4371億円とほぼ同水準だった。
四半期業績と通期見通しは以下の通り。
項目 四半期実績 前年同期比(%) 通期予想(今回) 前年同期比(%) 従来予想
期間 4─6月 - 25年4月─26年3月 - -
売上高 13128 2.1 54000 △2.2 54000
営業利益 1119 90.9 4300 9.7 4300
純利益 85.0 3400 4.9 3400
909
配当 - - 55(無) - -
※単位:売上高・利益は億円、配当は円、前年比は%、△はマイナス、「有無」は配当の修正の有無
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