- 2025/08/01 掲載
英製造業PMI、7月は48.0に上昇 「明るい兆し」
1月以来の高水準。4カ月連続の上昇となった。好不況の分かれ目となる50に近づいている。
ここ数カ月は貿易戦争、雇用主の社会保険料引き上げ、最低賃金引き上げで打撃を受けていたが、企業経営者の楽観度は過去5カ月で最高となった。
速報値は48.2だった。10カ月連続で50.0を下回った。
消費財と中間財の生産が数カ月ぶりに増加。将来の生産への期待を示す指標が2月以来の高水準に上昇した。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのディレクター、ロブ・ドブソン氏は「英国の製造業にひとまず明るい兆しが見え始めている」と指摘した。
ただ、雇用指数は再び低下。企業が人件費上昇への対応に追われており、今後数カ月で雇用がさらに打撃を受ける可能性があるという。
ドブソン氏によると、企業はリーブス財務相の秋季予算案発表を前に慎重姿勢を維持する可能性が高い。
投入価格と産出価格の上昇率は前月並みだった。
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