商船三井、26年3月期予想を上方修正　純利益5割減の2000億円に

［東京　１日　ロイター］ - 商船三井は１日、２０２６年３月期通期の業績予想を上方修正したと発表した。純利益は前年比５３．０％減の２０００億円（従来１７００億円）を見込む。エネルギー事業や製品輸送事業の増益を織り込んだ。

ＩＢＥＳがまとめたアナリスト１０人のコンセンサス予想では、通期の純利益の平均値は２２６４億円。

売上高予想は前年比２．５％減の１兆７３１０億円（従来１兆７０００億円）、営業利益予想は同２９．７％減の１０６０億円（従来１０００億円）とした。

為替レートは１ドル＝１４１．７７円（従来１４０．７８円）を予想。

第１四半期業績と通期見通しは以下の通り。

項目 四半期実績 前年比 通期予想(今回) 前年比 従来予想

期間 4─6月 - 25年4月─26年3月 - -

売上高 4327 △0.7 17310 △2.5 17000

営業利益 370 △8.5 1060 △29.7 1000

純利益 528 △50.6 2000 △53.0 1700

配当 - - 175.00（有） - -

※単位：売上高・利益は億円、配当は円、前年比は％、△はマイナス、「有無」は配当の修正の有無