- 2025/08/01 掲載
ユーロ圏製造業PMI、7月は49.8 21年7月以来の高水準
2021年7月以来の高水準。速報値から修正はなかった。
生産は5カ月連続で増加したが、増加ペースは鈍化した。生産指数は50.8から50.6に低下。4カ月ぶりの低水準だった。
ハンブルク商業銀行のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は「ユーロ圏の製造業は慎重に勢いを取り戻しつつある。欧州連合(EU)と米国が新たな通商枠組みに合意したことで、不確実性が低下する。今後数カ月、上昇傾向が続くだろう」と述べた。
新規受注は小幅に減少。6月に一時的に安定した輸出販売が足を引っ張った。
7月も物価上昇圧力はほとんどなかった。3カ月連続で下落していた投入コストは横ばい。産出価格も事実上横ばいだった。
将来の生産に対する見通しは、6月の40カ月ぶり高水準から悪化したものの、長期平均は引き続き上回っており、今後1年間について慎重ながらも楽観的な見方が示された。
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