- 2025/08/02 掲載
円急騰、一時147円台=NY株は大幅安―米雇用統計下振れで
【ニューヨーク時事】週末1日のニューヨーク外国為替市場は、米雇用統計の下振れを受けて円買い・ドル売りが加速し、円相場は一時1ドル=147円台半ばに急騰した。午前10時現在は147円70~80銭と、前日午後5時比3円03銭の大幅な円高・ドル安。
この日発表された7月の米雇用統計で、非農業部門の就業者数が前月比7万3000人増と、市場予想(11万人増)を下回った。米景気の先行き不安から、円など主要通貨に対してドルを売る動きが強まり、一時147円49銭近辺を付けた。対ユーロは1ユーロ=171円00~10銭と、1円06銭の円高・ユーロ安。
一方、ニューヨーク株式相場は大幅続落。優良株で構成するダウ工業株30種平均の下げ幅は一時、前日終値比700ドルを超えた。午前10時10分現在は674.73ドル安の4万3456.25ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は455.00ポイント安の2万0667.45。
【時事通信社】 〔写真説明〕1ドル=147円台に急騰した円相場を示すモニター=1日午後、東京都中央区
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