- 2025/08/05 掲載
三菱重工、4─6月期の事業利益24%増 防衛の受注こなす
[東京 5日 ロイター] - 三菱重工業が5日に発表した2025年4─6月期の連結業績(国際会計基準)は、事業利益が前年同期比24.7%増の1041億円だった。ガスタービンなどのエナジー事業で売り上げが増加するとともに採算が改善、積み上がった防衛事業の受注も順調にこなした。
将来の売り上げにつながる受注高は、同4%減の1兆7686億円だった。昨年度に大型案件を複数受注した防衛・宇宙で減少した。米国の関税措置の影響は、主に値上げで対応しており限定的としている。
26年3月期通期の事業利益予想は、前年比9.6%増の4200億円とする従来見通しを据え置いた。IBESがまとめたアナリスト16人の予想平均4422億円を下回った。受注高の見通しも、同16.6%減の5兆9000億円のまま変更しなかった。
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