• 2025/08/06 掲載

NZ失業率、第2四半期は5.2%に上昇 利下げ観測強まる

ロイター

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Lucy Craymer

[ウェリントン 6日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)統計局が6日発表した第2・四半期の雇用統計は、労働市場が軟調に推移する中、失業率が小幅ながら上昇した。中央銀行が8月の政策決定会合で25ベーシスポイント(bp)の利下げを実施するとの見方を裏付ける結果となった。

失業率は5.2%と、第1・四半期の5.1%から上昇した。就業者数は前期比0.1%減少した。ロイターがまとめた予想は、失業率5.3%、就業者数0.1%減。中央銀行は失業率を5.2%と予想していた。

労働参加率は70.5%で、予想の70.7%を若干下回り、2021年第1・四半期以来の低水準となった。

データ発表後、NZドルは0.5899米ドルと小動き。8月20日の利下げ確率は88%に達した。

ASB銀行のシニアエコノミスト、マーク・スミス氏は、今年好調なスタートを切ったニュージーランド経済だが、その勢いは減速しているように見え、先行きは極めて不透明と指摘。

「中期的なインフレ率が(中央銀行の)目標レンジである1─3%の範囲内に収まっていることから、労働市場とニュージーランド経済全体を下支えするため、さらなる金融緩和が適切と思われる」と述べた。

残業代を除いた民間部門の労働コスト指数(LCI)は、前期比0.6%上昇で予想と一致し、伸びは第1・四半期の0.4%から加速した。民間部門賃金(季節調整済み)は前年同期比2.2%上昇した。

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