- 2025/08/06 掲載
グンゼ、インナーウエアの国内生産集約 希望退職も募集
[東京 6日 ロイター] - グンゼは6日、アパレル事業で生産・物流拠点の再編や希望退職の実施を決めた。人口減少や少子高齢化で国内市場が縮小し、量販店の衣料撤退などが進む中、5月に公表した経営計画では、収益改善に向け2025─26年度で聖域なき構造改革の完遂を打ち出していた。
生産拠点の集約では、インナーウエア製造加工の梁瀬工場(兵庫県朝来市)のほか、国内の連結子会社3社を閉鎖する。これにより、インナーウエアの国内生産は宮津工場(京都府宮津市)に集約する。
アパレル部門では10月に希望退職を募集する。間接部門と営業部門の40歳以上の従業員が対象。募集人員は未定で、退職加算金の支給や再就職支援を実施する。退職日は26年1月20日を予定する。
今回の構造改革費用は26年3月期の連結業績予想に織り込み済みのため、業績予想の変更はない。
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