• 2025/08/07 掲載

午前の日経平均は続伸、TOPIX史上最高値 決算期待が支え

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Mayu Sakoda

[東京 7日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比319円82銭高の4万1114円68銭と続伸した。朝方は軟調だったが、次第に買いに転じる展開となった。外部環境には依然として不透明感が漂うものの、この日ヤマ場を迎える企業決算への期待が高く、株価を押し上げた。TOPIXは史上最高値更新となった。

日経平均は反落で寄り付いた後、早々にプラス圏に浮上し、369円高の4万1164円11銭まで上昇した。指数寄与度の高い東京エレクトロン、アドバンテストなどの半導体株は軟調だったが、ファーストリテイリング、ソフトバンクグループが底堅く推移し、日経平均を押し上げた。

TOPIXは0.85%高の2991.73ポイントで午前の取引を終了し、史上最高値を2週間ぶりに更新した。東証プライム市場の売買代金は2兆6061億5300万円。東証33業種では、値上がりは倉庫・運輸関連、保険、小売り、その他製品など27業種、値下がりは非鉄金属、繊維製品、海運など7業種だった。

大和証券の林健太郎シニアストラテジストは「個別の決算が推進力となっている」と話す。各企業が決算を通じて株主還元拡充へ積極的な姿勢を示しており、投資家は見直し買いを入れているという。

米連邦官報では日本への15%の相互関税が従来の税率に上乗せして課される内容となっているほか、トランプ大統領が6日、米国に輸入される半導体に約100%の関税を課すと表明したが、相場反応は限られた。市場では「さまざまな情報が交錯している。トランプ氏の口車には乗らないようなマーケットになってきている」(信託銀行)との見方があった。

決算などを踏まえた物色は活発。エムスリーが一時ストップ高の水準まで上昇、ロート製薬が12%超高、資生堂が9.60%高。シスメックスは17%超安、ホンダもさえなかった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1163銘柄(71%)、値下がりは405銘柄(24%)、変わらずは54銘柄(3%)だった。

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