- 2025/08/07 掲載
レーザーテック、今期は減収減益見通し 17年ぶり自社株買い
IBESがまとめたアナリスト16人のコンセンサス予想では26年6月期の連結営業利益の平均値は1006億円だった。
人工知能(AI)関連の投資は依然堅調なものの、パワー半導体関連の投資が低調で、受注が低調に推移する見通しだという。想定為替レートは1ドル=135円。
25年6月期はデータセンター向けAIサーバーや広帯域メモリ等のAI関連の半導体需要がけん引し、売上高は前年比17.8%増の2514億円、営業利益が同51.0%増の1228億円、純利益も同43.3%増の846億円となった。
これを受けて期末配当を214円に増額(従来予想は173円)し、年間配当を329円とする。
同社はまた、発行済み株式の1.1%に当たる100万株・120億円を上限とする自社株買いを決議した。取得期間は8日から12月31日まで。今後の事業環境、資本効率、財務健全性、株価水準などを総合的に勘案して実施を決めた。将来のM&A等の企業価値向上に資する取り組みへの活用を検討しているという。
広報担当者によると、同社による自社株買いは2008年以来。
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