- 2025/08/08 掲載
AWS、米政府機関に最大10億ドルのコスト削減を提供へ=一般調達局
[7日 ロイター] - 米連邦政府のリースを管理する機関の一般調達局(GSA)は7日、IT大手アマゾン・ドット・コムのクラウドコンピューティング部門「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」が政府機関にクラウドの導入・近代化・研修に関連して2028年末までに最大10億ドルのコスト削減を提供することで合意したと発表した。
GSAは合意について「政府全体で大規模なIT変革を加速させ、人工知能(AI)の革新を促進させるだろう」と述べた。
3月公表の政府報告書によると、米連邦政府は毎年1000億ドル以上をITシステムの管理や新規導入、または旧システムの更新に費やしている。
アマゾンは連邦政府機関のクラウド移行やその他のサービスを支援する数十億ドル規模の契約を獲得してきた。米政府は長年にわたり、老朽化したITシステムの近代化に苦労している。AWSは世界中で1万1千以上の政府機関を支援している。
GSAは合意が「連邦政府のIT支出のコスト削減、納税者の負担軽減、新たな政府サービスの革新と機動性の促進、米国のAI分野での指導的立場の継続的な確保」を目的としていると述べた。
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