- 2025/08/08 掲載
楽天、1244億円の赤字=金融評価損で拡大―6月中間
楽天グループが8日発表した2025年6月中間連結決算(国際会計基準)は、純損益が1244億円の赤字(前年同期は759億円の赤字)だった。中間決算での赤字は6年連続。基地局整備が負担となっている携帯電話事業に加え、保有する外貨建て金融商品の評価損が円高で膨らみ、赤字幅が拡大した。
携帯事業の調整後営業損益は1046億円の赤字で、前年同期(1325億円の赤字)から改善した。6月末時点の回線契約数は897万件。
オンラインで記者会見した三木谷浩史会長兼社長は携帯事業について「地域に密着したマーケティングを行い、1000万契約の目標を達成したい」と強調した。料金値上げは「総合的に判断するが、今のところ値上げは考えていない」と語った。
【時事通信社】 〔写真説明〕楽天グループのロゴ
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