• 2025/08/15 掲載

デジカメ復権へ新商品続々=昨年、7年ぶり出荷増

時事通信社

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スマートフォンに押されていたデジタルカメラに復権の兆しが見え始めた。昨年、世界全体の出荷台数は7年ぶりに前年比プラス転換。これを機にメーカー各社は、SNS映えする画像を追い求める若者らに向けて個性的な新商品を続々と投入している。

カメラ映像機器工業会によると、2024年の出荷台数は約849万台と、前年比10.0%増加した。このうち、ミラーレスなどのレンズ交換式は10.2%、レンズ一体型は9.2%、それぞれ増えた。地域別に見ると、ここ数年伸びが目立った中国市場に加え、日本も2桁増を記録した。

新商品で特に目立つのが、レンズ一体型のコンパクトデジカメ。富士フイルムが6月に発売した「X

half」は、スマホのような縦型の構図でフィルムカメラ風の撮影を楽しめるのが売り。小型・軽量で持ち運びもしやすく、開発担当者は「撮影する楽しさを重視した」とアピールする。

キヤノンは、静止画に加えて本格的な動画も撮れる「PowerShot

V1」を4月に投入した。戸倉剛副社長執行役員は「スマホの普及で撮影機会が増え、もっといい写真を撮りたいという『カメラ予備軍』は多い」と期待を込める。リコーのカメラ子会社リコーイメージングは、スナップ写真撮影で人気の「GR」シリーズから、高画質を追求したモデルを今秋発売する予定だ。

【時事通信社】 〔写真説明〕富士フイルムのコンパクトデジタルカメラ「X

half」=東京都世田谷区

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