- 2025/08/20 掲載
S&P、米信用格付けを据え置き 関税歳入が財政打撃を相殺
S&Pは声明で、「減税と歳出増を含む減税・歳出法に伴う財政悪化は、実効関税率が上昇する中で、大幅な関税収入によっておおむね相殺されると予想している」と指摘。「現時点では、相当な関税歳入があれば、予算法案による財政赤字拡大の側面を相殺できる可能性がある」と述べた。
一方、すでに膨らんでいる赤字が一段と拡大した場合、今後2─3年で格付けを引き下げる可能性があると述べた。
7月の米財政収支は、赤字が前年同月比19%(470億ドル)増の2910億ドルとなった。関税歳入は約280億ドルと、前年同月の約80億ドルから大きく増加した。
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