- 2025/09/01 掲載
大阪油化が優待導入、上場基準達成に向け株主増加など目指す
[東京 1日 ロイター] - 大阪油化工業は1日、1単元(100株)以上を保有する株主を対象に優待制度を導入すると発表した。一律1万円分のクオカードを提供する。9月末の初回基準日は継続保有期間にかかわらず、優待の対象とするが、26年9月末以降は継続保有期間1年以上を条件とする。
精密蒸留精製を手掛ける大阪油化工業は東証スタンダード市場上場。優待の導入により、投資対象としての魅力向上に伴う流動性の活性化、株主数の増加などを目指す。
大阪油化工業を巡っては、昨年12月から産業廃棄物処理のダイセキが完全子会社化を目指して株式公開買い付け(TOB)を行ったが、不成立に終わった。スタンダード市場の上場維持基準達成に向け、流通株式時価総額の上積みが課題となっている。
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR