- 2025/09/01 掲載
米スピリット航空、1年で2度目の破産申請
[29日 ロイター] - 米格安航空の先駆けであるスピリット航空は29日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用をニューヨーク州の裁判所に申請した。昨年11月に続いて1年で2度目の破産申請となる。運航・販売・予約業務は継続される。
スピリット航空はフロリダ州に拠点を置き、3月に前回の破産から脱したが、資金繰りの悪化と損失拡大に直面していた。4―6月期決算は約2億4600万ドルの純損失を計上した。
デイブ・デイビス最高経営責任者(CEO)は声明で「前回の再建は主に負債削減と資金調達に集中したが、今やさらに多くの課題が残っていることが明らかになり、将来に向けた選択肢も増えている」と述べた。
アナリストや業界関係者によると、スピリット航空は前回の破産時にコスト構造を立て直せなかったことに問題があるという。
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