- 2025/09/02 掲載
米アポロ、日本代表に柏樹氏を起用 三菱UFJ信託の元専務
[東京 2日 ロイター] - 日本で事業を拡大している米投資ファンドのアポロ・グローバル・マネジメントは2日、日本代表に柏樹康生氏を起用したと発表した。同氏は三菱UFJ信託銀行の専務執行役員として受託財産副部門長などを務めたほか、それ以前は野村ホールディングスで欧州・米国両事業に携わるなど、金融業界で30年以上にわたる経験を有している。
柏樹氏はアポロの日本での戦略全体やパートナーシップ構築を統括する。ジム・ゼルター社長は、柏樹氏の下で日本における同社の「存在感と影響力を一層強化できる」と期待感を示した。
アポロは2019年に東京オフィスを開設して以来、オリジネーションや保険、ウェルス領域などで事業を拡大してきた。現在30人以上の専門スタッフが在籍し、日本で約200億ドルの運用資産を有している。日本で長期的な成長機会を見いだしており、機関投資家や企業との関係構築を通じてリタイアメント(退職)需要を含む多様な資本ニーズにこたえていく方針。
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