- 2025/09/03 掲載
英サービスPMI、8月改定54.2 昨年4月以来の高水準
[ロンドン 3日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた8月の英国のサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は54.2と、前月の51.8から上昇し、2024年4月以来の高水準を記録した。新規ビジネスが急増した。
速報の53.6を上回り、景況拡大・悪化の分かれ目となる50も大きく上回った。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスの経済ディレクター、ティム・ムーア氏は「生産の伸びが加速し、受注が急速に回復した」と述べた。
製造業を含む総合PMIは53.5と、7月の51.5から上昇し、12カ月ぶりの高水準。速報の53.0から上方改定された。
企業は過去3カ月で最大のコスト増を報告し、人員削減を続けた。指数では雇用が11カ月連続で減少しており、これはコロナ禍を除けば、2008─10年以来の最長期間だ。
サービス部門新規ビジネスは、消費需要の増加と4月以来初めてとなる輸出増を反映し、21年3月以来で最大の伸びを記録した。
また、借入コストの低下や米関税懸念の後退により、将来のビジネスに対する期待も高まった。
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