• 2025/09/05 掲載

実質消費支出7月は+1.4%、3カ月連続増 自動車購入や電気代伸び

ロイター

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[東京 5日 ロイター] - 総務省が5日発表した7月の家計調査によると、2人以上の世帯の実質消費支出は前年比1.4%増の30万5694円だった。増加は3カ月連続。前月は1.3%増で伸び率はほぼ横ばいだった。自動車等購入が121.2%伸びたほか、電気代も猛暑によるエアコン需要で同11.0%伸長する一方、食料は1.8%減と2カ月連続で減少した。

ロイターの指標予測2.3%を下回り、物価高で家計が節約志向を高めていることを示唆している。来月も昨年8月に相次いだ台風によって減少した自動車購入がリバウンドするなど、一時的な増加要因も見込まれる中、賃金を上回る物価高が食料支出など、家計の節約志向に拍車をかけるか注目していると、総務省担当者は述べる。

季節調整済み実質消費支出は前月比1.7%だった。ロイターの事前予測調査では同1.3%増が予想されていた。3カ月移動平均で見ると、7月は2.5%増と8カ月連続で増加した。前月の1.9%増から加速しており、総務省担当者も消費は趨勢として底堅いとみている。

大和総研の菊池慈陽エコノミストは「消費は総じて横ばい」とした上で、今後は消費者センチメントと相関性の高い物価が落ち着いてくることで、消費は持ち直すとみている。政府が検討しているとされる一律の現金給付が実現すれば、消費の増勢は一時的にも強まるだろうという。

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