- 2025/09/16 掲載
NY外為市場=ドル全面安、FOMC控え
終盤の取引で、主要通貨に対するドル指数は0.4%安の97.273と約1週間ぶりの安値を付けた。
トランプ氏はソーシャルメディアへの投稿で、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長に言及した上で「当初の想定よりも大きく利下げしなければならない。住宅市場は急騰する!!!」と投稿した。
CMEのフェドウオッチによると、市場は16─17日に開かれるFOMCでFRBが25ベーシスポイント(bp)の利下げを実施するとの見方を完全に織り込んでいる。50bpの大幅利下げの確率は約5%となっている。
市場では、今回のFOMCで公表される最新の金利・経済見通しにも注目が集まる。
ノムラのアナリストはメモで「経済見通しと(パウエル議長の)記者会見での発言は、利下げが『保険的』で、緩和のペースは引き続き緩やかとなることが強調される可能性が高い」という見方を示した。
今週はFOMCのほか、日本、英国、カナダ、ノルウェー各国中銀の金利決定会合が開催される。日銀、イングランド銀行(英中央銀行=BOE)はともに金利を据え置くとの見方が大勢。
ドル/円は0.2%安の147.335円。
ユーロ/ドルは0.3%高の1.1771ドル。
ポンドは0.4%高の1.3606ドルと、7月初め以来の高値を付けた。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインは0.5%安の11万5323ドルと、3営業日続落となった。
ドル/円 NY午後4時 147.39/147.40
始値 147.39
高値 147.47
安値 147.24
ユーロ/ドル NY午後4時 1.1764/1.1766
始値 1.1752
高値 1.1774
安値 1.1752
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