- 2025/09/18 掲載
ウェイモ、リフトと提携し米ナッシュビルで来年から自動運転タクシー
[17日 ロイター] - 米アルファベット傘下のウェイモは、配車サービス大手リフトと提携し、米南部テネシー州ナッシュビルで無人の自動運転タクシーの運行を始める計画を発表した。
利用者は当初、ウェイモのアプリを通じてタクシーを呼べる。サービス拡大後には、リフトのアプリからもウェイモの自動運転タクシーの配車を受けられるようになる。ウェイモの自動運転タクシーを、リフトのアプリで商用配車する初めての事例となる。
提携の一環としてリフトはウェイモの自動運転車の管理施設に投資し、充電やメンテナンスを手がける。両社は、リフトのサービスによってウェイモの自動運転車の稼働時間が最大化され、コスト削減が図られると説明した。
ウェイモは、ナッシュビルの自動運転車が数百台規模まで拡大するとの見通しを示した。
ウェイモは2020年に米西部アリゾナ州フェニックスで自動運転タクシーのサービスを開始したのを手始めに、現在はカリフォルニア州サンフランシスコの港湾部、同州ロサンゼルス、南部テキサス州オースティン、ジョージア州のアトランタの一部地域でも事業展開している。
同社はナッシュビルのほか、南部フロリダ州マイアミ、首都ワシントン、テキサス州ダラス、西部コロラド州デンバーへの拡大を計画中だ。最近では、訓練を受けた乗務員が乗り込むという条件で東部ニューヨーク市での自動運転車の試験運行の認可も受けた。
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