ＮＺ経済、第2四半期は前期比－0.9％　予想以上に縮小

Lucy Craymer

[ウェリントン １８日 ロイター] - 第２・四半期のニュージーランド（NZ）経済は、米国の関税を巡る不確実性が高まり、住宅市場の低迷が続く中で縮小した。

１８日に発表された公式データによると、国内総生産（ＧＤＰ）は前期比０．９％減となり、縮小率はアナリストや中央銀行の予想（０．３％）よりも大きくなった。

ＮＺ統計局は「１６産業中１０産業で落ち込み、広範囲に及んだ。ＧＤＰは過去５四半期中３四半期で減少している」と説明した。

第１・四半期のＧＤＰは０．８％増から０．９％増に上方改定された。

第２・四半期のＧＤＰは前年比では０．６％減。 市場予想は横ばいだった。

ＮＺは２０２４年第３・四半期にテクニカルリセッションに陥り、２４年第４・四半期と２５年第１・四半期の経済成長は緩やかだった。