• 2025/09/18 掲載

米小売業者、年末商戦商品の輸入を1カ月前倒し=LA港幹部

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
Lisa Baertlein

[ロサンゼルス 17日 ロイター] - 米西海岸の主要貿易拠点であるカリフォルニア州ロサンゼルス港のジーン・セロカ港湾局長は17日、米国の小売業者はトランプ大統領の関税政策に関連した費用を限定的に抑えるため、年末商戦向け商品の輸入を少なくとも1カ月前倒ししたと述べた。

セロカ氏は「年末商戦向け貨物の多くが既に到着しており、国内のサプライチェーン(供給網)に回りつつある」と指摘。伝統的な年末商戦向け貨物の急増時期が早期に到来したと語った。

ロサンゼルス港では貨物の約半分を小売業者が占めている。7月には同港の貨物取扱量が月間では過去最高となる101万9837TEU(1TEUは20フィートコンテナ1個に相当)を記録した。

8月の貨物取扱量は前年同月比0.2%減の95万8355TEUだった。

全米小売協会(NRF)は今月、関税の引き上げが理由で今年内の貨物輸入量は減少傾向が続くとの見通しを示した。

ロサンゼルス港に近いロングビーチ港のマリオ・コーデロ最高経営責任者(CEO)は「変化する通商政策が企業と消費者に不確実性を生み出し続けている」と主張。セロカ氏は、そうした状況が雇用の伸びを鈍化させるとともに継続的なインフレの要因となっており、輸入業者と消費者の慎重姿勢を若干強めていると話した。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます