- 2025/09/22 掲載
課題待ったなし=実効性ある改革を―自民総裁選で経済界
自民党総裁選の告示を受け、経済界からは22日、政治の安定を確立した上で、経済成長と分配の好循環実現など「待ったなしの課題」(筒井義信経団連会長)克服に向け、実効性ある改革を求める声が上がった。
筒井氏は今回の総裁選を「国民からの信頼回復や、安定した政治態勢の確立に向けた党再出発の第一歩」と位置付けた。その上で、選挙戦を通じ、税と財政、社会保障の一体改革や、地域経済の活性化、イノベーションの推進、生産性向上に不可欠な労働改革などを重要課題として列挙。「中長期的な観点から骨太の議論が交わされることを期待する」と強調した。
経済同友会の岩井睦雄筆頭副代表幹事(代表幹事代行)も、物価高や人手不足、外国人との共生、エネルギー安全保障、開かれた国際経済秩序の維持・強化を「喫緊の課題」に挙げた。各候補の演説や討論を通じ、「実効性ある改革の方向性」が明確になることを期待した。
【時事通信社】
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