- 2025/09/25 掲載
米SF連銀総裁、先週の利下げ「全面支持」 追加緩和必要の公算
FRBは16─17日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%ポイントの利下げを決定。利下げは昨年12月以来6会合ぶりで、トランプ2期目政権発足後で初めてだった。
デイリー総裁はユタ大学での講演で「成長、個人消費、雇用が減速し、インフレは想定ほど上昇せず、関税措置の直接的な影響を受ける分野にほぼ限定されていた」とし、「経済を巡るリスクは変化しており、行動すべきときだった」と説明。「物価安定の回復に取り組みながら、雇用市場に必要な支援を提供するため、今後も政策の一段の調整が必要になる可能性が高い」と述べた。
ただ、こうした見通しは何かを確約するものではないと指摘。デイリー氏はこれまで、年内に0.25%ポイントの利下げを2回行うのが妥当との見方を示していたが、この日の講演ではこうした見解は示さなかった。
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