- 2025/09/25 掲載
午後3時のドルは148円後半、3週間ぶり高値圏で戻り売り
[東京 25日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤から横ばいの148円後半で取引されている。前日海外で3週間ぶり高値圏へ上昇したことで、上値で戻り売りが優勢となったものの、円の軟調地合いも変わらず、ドル/円はもみ合いとなった。
この日のドル/円は、今月3日以来の高値圏となる148円後半で伸び悩んだ。「利下げ観測などから先安見通しが拭えない中、高値圏で再びドル売りポジションを再構築しようとする動きが出ていた」(三菱UFJ信託銀行資金為替部上級調査役の岡田佑介氏)という。
ドルは前日海外で全面高となり、対円でも148.91円まで1円弱上昇した。もっとも、買いにつながる明確な手掛かりは見当たらず「月末の持ち高調整に関連した買いが集中した」(外銀アナリスト)結果だったとみられている。
円は対ドル以外でも大きな動きはなかったが、弱含み地合いは変わらずで、スイスフランが187円前半と最高値を再び更新したほか、ユーロも174円後半と1年2カ月ぶり高値を付けた。自民党総裁選後の次期政権による経済対策や財政拡張見通しが、円安地合いにつながっているとの指摘が出ていた。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 148.79/148.83 1.1741/1.1743 174.73/174.74
午前9時現在 148.76/148.80 1.1741/1.1744 174.70/174.71
NY午後5時 148.89/148.91 1.1737/1.1740 174.77/174.79
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR