- 2025/09/26 掲載
米国株式市場=3日続落、経済指標受け利下げ見通しに不透明感
米労働省が発表した9月20日までの1週間の新規失業保険申請件数は1万4000件減の21万8000件となり、市場予想(23万5000件)を下回った。
また、米商務省が発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)確報値は年率換算で前期比3.8%増と、改定値の3.3%増から上方改定された。
シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は、インフレ率がFRBの目標を上回り、望ましくない方向に向かっている間は過度の追加緩和前倒しに慎重との考えを示した。
CMEのフェドウオッチによると、10月の連邦公開市場委員会(FOMC)で25ベーシスポイント(bp)の追加利下げが行われるとの予想は24日時点の約92%から83.4%に低下した。
チェース・インベストメント・カウンセルのピーター・タズ社長は「ここ1、2日で発表された経済指標は、FRBがどの程度追加利下げするか、また年内に追加利下げする必要があるかどうかに疑問を投げかけたという点で、やや困惑させる内容だった」と述べた。
市場の関心は26日発表の個人消費支出(PCE)価格指数に集まる。
S&P総合500種の大半の業種が下落したが、エネルギーは上昇。情報技術も小幅高となった。
インテルは8.9%高。台湾積体電路製造(TSMC)に製造分野への投資または提携について打診したと伝わった。
中古車販売のカーマックスは第2・四半期決算を嫌気して20.1%急落。コンサルティング大手アクセンチュアは四半期の収入が予想を上回ったものの、株価は2.7%下落した。
ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を3.11対1の比率で上回った。ナスダックでも3対1で値下がり銘柄が多かった。
米取引所の合算出来高は195億8000万株。直近20営業日の平均は179億9000万株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 45947.32 -173.96 -0.38 46097.43 46122.42 45785.17
前営業日終値 46121.28
ナスダック総合 22384.70 -113.16 -0.50 22318.77 22456.78 22185.87
前営業日終値 22497.86
S&P総合500種 6604.72 -33.25 -0.50 6608.19 6619.00 6569.22
前営業日終値 6637.97
ダウ輸送株20種 15664.98 -19.55 -0.12
ダウ公共株15種 1097.06 -7.87 -0.71
フィラデルフィア半導体 6284.67 -12.32 -0.20
VIX指数 16.74 +0.56 +3.46
S&P一般消費財 1890.66 -28.11 -1.47
S&P素材 559.31 -6.84 -1.21
S&P工業 1280.62 -8.50 -0.66
S&P主要消費財 868.70 -5.13 -0.59
S&P金融 890.30 -2.42 -0.27
S&P不動産 260.93 -0.70 -0.27
S&Pエネルギー 696.86 +5.98 +0.87
S&Pヘルスケア 1565.23 -26.64 -1.67
S&P通信サービス 425.97 -2.74 -0.64
S&P情報技術 5525.58 +1.77 +0.03
S&P公益事業 434.05 -4.23 -0.96
NYSE出来高 12.96億株
シカゴ日経先物12月限 ドル建て 45460 0 大阪比
シカゴ日経先物12月限 円建て 45375 - 85 大阪比
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