- 2025/09/30 掲載
スイス中銀、企業優遇目的の為替操作否定 米財務省と共同声明
スイス中銀のシュレーゲル総裁は先週、米側と「集中的な」協議を行ったことを明らかにしていた。共同声明では「外国為替市場への介入は、スイス中銀が適切な金融環境を確保し、物価安定に関する使命を果たす上で、重要な金融政策手段であることを確認する」とした。
UBSのエコノミスト、マキシム・ボッテロン氏は、スイスフランがユーロに対して安定的に推移した5月から7月にかけて、スイス中銀による顕著な為替介入はなかったとの見方を示した。
ドルは今年に入って、スイスフランに対して大幅に下落した。ただこれはドルが広く売られた動きに連動するもので、ドルが過少に評価されたものではなく、スイスのインフレにとって大きな要因だとは認識されていない。
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