- 2025/10/01 掲載
三菱重、フォークリフト子会社売却=JIPが1300億円で傘下に
三菱重工業は1日までに、子会社のフォークリフト大手、三菱ロジスネクストを投資ファンドの日本産業パートナーズ(JIP)に売却すると発表した。経営資源をガスタービンなど主力事業に集中させる狙い。JIPはTOB(株式公開買い付け)と三菱重工からの株式譲受でロジスネクストを傘下に入れる予定で、買収総額は約1300億円になる。
JIPは12月下旬をめどに1株1537円でTOBを始める。買い付け総額は約585億円の見通し。約64%の株式を持つ三菱重工はTOBに応募せず、別途、JIP側に株を約744億円で譲渡する。
三菱重工はその後、ロジスネクストを買収したJIP関連会社に議決権がない形で300億円を出資し、一定の関係を維持する。今回の売却に伴い、2026年3月期連結決算で300億円の損失を計上する。
【時事通信社】 〔写真説明〕三菱ロジスネクスト本社=京都府長岡京市
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