- 2025/10/01 掲載
仏製造業PMI、9月は再び50下回る 生産と新規受注が大幅減
ただ、速報値の48.1からは若干上振れした。
8月の数値を除けば、製造業PMIは2023年1月以来、節目の50を下回ったままとなっている。
ハンブルク商業銀行のジュニアエコノミスト、ヨナス・フェルドフーセン氏は「8月に一時的に回復の兆しが見えたものの、厳しい現実が示された。指数の低下は主に生産急減によるもので、これは需要悪化に起因している」と述べた。
新規受注、特に投資財セクターの新規受注は、全般的な景況感を反映して低迷した。バイル政権崩壊に伴う政治的不確実性が消費・投資活動に悪影響を与えた要因として挙げられた。
ただ、雇用は依然として好調で、指数は5カ月連続で50を上回った。とはいえ新規採用の多くは臨時雇用で、企業の慎重な姿勢を反映している。
需要低迷、コスト上昇、価格圧力に直面する中、将来の生産見通しを示す指数は1月以来の低水準となった。
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