- 2025/10/03 掲載
英サービスPMI、9月改定は50.8 5カ月ぶり低水準
[ロンドン 3日 ロイター] - S&Pグローバルによる9月の英国のサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は50.8と、前月の54.2から低下し、5カ月ぶりの低水準となった。
企業や消費者は11月の予算案で増税の打撃を受けるかどうかを見極めるため、大きな支出決定を控えた。
速報値の51.9を大きく下回った。
製造業を含む総合PMIも下方改定され、4月以来最低の50.1となった。
PMIは50を上回れば景況拡大を、下回れば悪化を示す。
S&Pのエコノミクスディレクター、ティム・ムーア氏は「今夏の生産の伸び加速は今や一過性のものになりつつある。多くの調査回答者は企業顧客が秋季予算案が終わるまで支出決定を先延ばしにしており、家計も大きな買い物をためらっていることを示唆した」と述べた。
S&Pによると、サービス事業者は過去12カ月間にわたって人員を削減しており、企業のコストは以前より緩やかに上昇している。
ムーア氏は「労働市場軟化とインフレ圧力緩和のシグナルは、英中央銀行の政策議論におけるハト派シフトを後押しするだろう」と語った。
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