- 2025/10/06 掲載
英建設業PMI、9月は46.2 9カ月連続で50割れ
[ロンドン 6日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた9月の英建設業購買担当者景気指数(PMI)は46.2と、3カ月ぶりの高水準となったが、拡大と縮小の分かれ目となる50を9カ月連続で下回った。8月は45.5だった。
サービス業と製造業を含む総合PMIは前月の52.8から49.7へ低下し、4月以来初めて50を割り込んだ。
S&Pの経済担当ディレクター、ティム・ムーア氏は、建設業界の回答者の多くが、リーブス財務相が11月26日に年次予算を発表するまで大規模な投資判断を保留していると報告しており、製造業やサービス業と同様の傾向が見られたと述べた。
「今後1年間の事業活動に対する期待は2022年末以来の低水準に近い。建設会社は短期的な見通しに慎重姿勢を維持しており、なお転換点は見えていない」と指摘した。
建設業の雇用は9カ月連続で減少し、新型コロナのパンデミック以降では最長の連続減少となった。一方、コスト圧力は8月に10カ月ぶりの低水準まで鈍化したが、依然として強いことが示された。
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